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Core-U セミナー: 高田 浩行氏


Abstract:

本セミナーでは、通常の実空間間のフーリエ変換を実空間とフォック空間間(生成演算子によって構成される空間)へと拡張する手法について紹介します。 元の空間の座標と微分が、それぞれ生成演算子と消滅演算子に対応するものとなっています。 この拡張は、高階スピン理論および連続スピン理論の研究過程で開発され、特に弦理論との関係性を考察する上で重要な役割を果たしています。 セミナーでは、まずこの拡張フーリエ変換が研究の中でどのように登場したかを概説し、その後、計算手法に焦点を当てて詳しく説明します。 数学的な厳密性よりも、物理学への応用可能性に重点を置き、具体的な計算例を通じて理解を深めます。 新たに発見された手法であるため、未知の性質や他分野との関連について議論できればと考えています。参加者の皆様からのご意見や質問を歓迎します。

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